入れ歯治療について
その入れ歯、あなたのお口にあっていますか?
80歳でも食事を楽しめる歯へ
「食事をすると小さな食べかすなどが挟まって痛い」「入れ歯が合わなくて話しにくい」「何度つくり直しても、入れ歯が合わない」「入れ歯が外れやすい」など、入れ歯に関するお悩みをお持ちではありませんか?
こうしたお悩みを放置しておくと、不快感やお口の悩みだけでなく、全身にも影響をおよぼす可能性があります。また、入れ歯が合っていれば食事を楽しんだり、お口の中の環境を理想的な状態に整えたりすることが可能です。
入れ歯が合わないという方は、現状を把握し、合わない原因を追究した上で、新しい入れ歯をつくられることが最も大切です。当医院では、入れ歯でお悩みの方を数多く診てきた歯科医師が「外れにくく噛みやすい入れ歯づくり」に取り組んでおりますので、どんな小さなことでもお気軽に当医院までご相談ください。
入れ歯とは
健康保険適用の保険義歯と健康保険適用外の自費義歯の2種類があり、診療内容や義歯に使用される材料の違いによって分けられます。
有床義歯には部分床義歯(部分入れ歯)と全部床義歯(総入れ歯)があり、部分床義歯は1歯欠損から1歯残存までの症例に使用される義歯のことを言い、全部床義歯は残存歯が全くない症例に使用する義歯のことです。
総入れ歯の種類
保険の入れ歯
国民健康保険などの保険を使って総入れ歯(総義歯)をつくる場合には、義歯床がレジン(プラスチック)のものになります。
レジンの総入れ歯は分厚くなりやすかったり、安定せずに違和感が強くなりやすかったりすることがありますが、料金が安い、修理がしやすいといったメリットもあります。
金属床義歯
金属床義歯とは、主要部部を金属でつくった入れ歯です。
レジンに比べて上部な素材である金属を使うため、快適で、たまわず、上部な入れ歯をつくることが可能になります。
金属ならではの薄い仕上げは違和感を少なくし、お口の中を広く感じさせ、熱の伝わりの良さで、一層おいしく食事を楽しむことができます。
ゴールド床
チタン床
コバルト床
シリコーン義歯
義歯床の一部がシリコンでできています。
シリコンは軟らかいので、「入れ歯が当たって痛い!」ということが少なくなり、良く噛めるようにもなります。
デメリットは汚れが付きやすいことと、値段が高いことです。
マグフィット義歯
様々な種類があるアタッチメントの中で多くの歯科医院で行われている、磁力で入れ歯を固定する磁性マグフィット義歯がございます。
磁性マグフィット義歯とは、入れ歯と残っている歯のそれぞれに磁石を取り付けることによって、入れ歯の安定感やものを噛む能力を高める方法です。
インプラント義歯
顎の骨に「インプラント」を打ち込み、そのインプラントを、入れ歯を支えるための土台にする方法です。
入れ歯をしっかりと固定することができるので、がたつきや痛みなど、装着時の違和感を軽減することができます。また、噛む力が直接顎の骨に伝わるため、顎の骨の吸収を抑制することができます。
ブレードティース
ブレードティースとは金属でできた人工の歯でプラスチックを原料とした義歯と違い、頑丈で磨り減りにくいのが特徴です。
歯が欠ける可能性が低く、しっかりとした食べ物を嚙み切ったり噛み砕いたりすることができるため、食べられる食品の幅が広がります。
素材は金属ですが重すぎないため、装着時の違和感が少ないのも特徴の一つです。